How To 結婚式

全体のイメージでコーディネートしよう

トータルイメージで考えよう!

ブーケを選ぶってどうすればいいの?

うーん、なんだかいろいろあってこんがらがって
きちゃったなあ・・・
結局、「自分でコーディネート」って
どうすればいいんだろ??

 

全身を鏡に映した姿を想像しよう

ウェディング・ドレスのコーディネートを選んでいく時に困るのが
どうしても 1品ずつ 選ばなくてはならないこと。

その時に、目の前のウェディング・ドレスだけ
ベールだけ
アクセサリーだけ・・・
を見ていると、当日、全部を一緒に身につけたときに
「あれ??」 ということになってしまいやすいっていうわけ。

だから、『想像力』が大事なんです!

 

ひとつひとつの小物を選びに、別々のお店に行くときでも
常に、全身を鏡に写した姿を想像します!
全部のアイテムをすべて身に着けた自分の姿を想像するんです!

だから、それまでに決めたアイテム(ウェディング・ドレスやベール、手袋など)の写真を持っていくことはとっても重要。
身につけている姿を想像するわけだから、アイテムだけの写真より、
できれば、試着している写真のほうがいいですね。

 

そうして、全身図をどうしたいのか。
その理想像になるようにひとつずつのアイテムを決めていきます。

だから、ウェディング・ドレスを決めたらまず、
他の小物類を決めに行く前に、
自分のなりたい 『理想像』 を決めておきます。

(もちろん、ウェディング・ドレスを決める前から全体図を決めておいても構いません)

 

この 『なりたい理想像』 は、
『挙式』 『披露宴』 『2次会』 など、
会場が変わったり、場面が変わったりするごとに別々に決めてOK.
挙式 と 披露宴のイメージをガラリと変えたい場合は、
ここでまったく別のイメージになるようにします。

 

とはいっても、『なりたい図』を決めるのってどうすればいいの?
というご意見ももちろんあるでしょう。
 
基本的には、普段の洋服のコーディネートと同じように
 「今日は可愛い系」
 「今日は清楚な感じ」
 「今日はカジュアルに」
 「今日はカッコよく」
 「今日はお姉さま風に」
といった 『全体のイメージ』 を決めればいいんです。

そうして、アイテムを決めていくときに、このイメージに沿ったものを選ぶようにしていくだけでいいんです。

そんなに難しいことじゃないでしょ?

ただ、ウェディング・アイテムの場合、すべて別々に、1点ずつ選びに行くから忘れてしまいがちなだけなんです。

 
 
 
 

失敗例を思い出してみる

ではここで、もういちど、ありがちな 「失敗」 と
それを直すにはどうすればよかったか、例を見てみましょう。

できあがりを想像しないで選んでしまった場合になりがちなパターン

ウェディング・ドレスは時間かけて、「んもう、絶対コレ!!」ってきめたわ!
ベールも、さんざん迷ったけど、ふわふわで可愛いコレに。
手袋も、花のモチーフが可愛くて、すごく気に入ったの。
ブーケだって、雑誌をたくさん見て、花屋さんの花もいろいろ見て決めて。
髪型はやっぱり縦ロールよね! って昔から憧れてたし
お姫さまみたいなティアラもつけてみたかったんだ!
イヤリングとネックレスはこのティアラにバッチリ似合いそうなゴールド!
あ~~、当日が楽しみだわ!!
・・・・・・

どれもこれも、憧れてきた夢を叶えたくて、
自分の目で気に入ったものを選んだはずなのに

なのに、挙式当日、鏡に映った自分の晴れ姿は
どうしてか、「あこがれのお姫さま」のようには仕上がっていない・・・
なぜ!?
どうして!!?
自分はモデルさんじゃないから所詮ムリだったの・・・?

いえいえ、ただ、
できあがりを思い浮かべながら選ぶことを忘れてしまっただけなんです。

だから、こういう後悔をする前に、
アイテムを選ぶときには 「できあがり図を想像する」
ことを忘れずに!
たったそれだけで、あなたの花嫁姿は一生、
自慢できる納得いくものになるでしょう。

 
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じゃあ、どうすればもっと「お姫さま」になれた?

さきほどのイラストの場合、
違う仕上がりイメージのものを混ぜてしまったこと と
あれもこれも甲乙つけられずに全部アピールしようとした

ことが、できあがりがまとまらなくなってしまった原因。

具体的には、「違うイメージのもの」 つまり
ベールと手袋に可愛らしいものを
ティアラ・アクセサリ・ブーケにゴージャスなものを選んでしまったこと

それから、
ハイネックのドレスなのにネックレスもつけようとしたり
さらに髪型もゴージャスにしようとしたこと。
ゴージャスにしようとするあまり、大きすぎるブーケにしたこと。

 

可愛いイメージも、挙式らしい気品も捨てがたかった場合
なにも全てを挙式用のコーディネートに詰め込む必要はありません。
挙式と披露宴で使い分けてもいいわけです。
どちらかをお色直しでやればいい。

この時、片方のドレスをカラードレスにしてもいいし、
ウェディング・ドレスが気に入ったのなら1着を着まわしてもいい。

たとえば、1着のウェディング・ドレスを着まわすなら。
挙式で 「品良く、儀式らしく」
披露宴で 「可愛く、若々しく」
しようとするなら、このようなコーディネートが考えられます。

 

挙式らしい気品を大事にしたコーディネート

気品ある挙式らしいスタイルなら

気品ある「挙式」らしいイメージにするには、
コテコテにつけすぎるのはタブーです。
あくまで「儀式」ですから、アクセサリーはあまり華美なものは避けます。
また、バランス良くする基本は、
1つの体の部位に持ってくるポイントは1つだけ。

だから、刺繍のあるハイネックにネックレスは不要。  綺麗な首のラインと刺繍を見せるようにします。

髪は結い上げてすっきりと。
イヤリングも髪型にあわせ、「視点が上に上がるもの」つまり垂れないタイプにします。
垂れ下がるイヤリングにするなら細くて小さい、ハイネックの縦のラインを消さないものにします。
大きなものが垂れ下がると首も短く見えます。

ヘアアクセサリはティアラでも構いませんが、その場合はあまり大きくないものにします。

ブーケは花嫁の引き立て役。
花嫁の存在感を消さないサイズにします。
同じユリの流れるブーケでも、大きさを変えるだけで品良くまとまります。

ベールも華美すぎず、寂しすぎない、上品なレース縁取りのものなどを選び、リボンのあるウェスト部分にはかからないようにします。
後頭部につけると品も出ます。

手袋もここでは花モチーフのショートグローブでは可愛すぎ。
サテンのロンググローブにしたほうが「挙式らしい」気品を出すことができます。

小物のデザインを選んでいく際には、
ある程度しっかりした材質のもの
「細かいモチーフ」 よりも 「はっきりした大きめのモチーフ」
それを、「たくさん」 よりも 「少ない数をまとめる」
ようにするとスッキリとまとまります。

 

可愛らしさと初々しさを大事にしたコーディネート

初々しく可愛らしいスタイルなら

可愛らしくしたい場合、今度は
ふんわりした軽いイメージの素材
「細かい」モチーフのアイテムを使い
ある程度の数をまとめます。

1部位に1ポイントの基本は変わりません。

この場合も、やっぱりネックレスはしません。
イヤリングは、可愛らしい花モチーフの揺れるタイプ。
(これもモチーフが大きすぎると首のラインを邪魔します)

髪型は縦ロールは縦ロールでも、ふんわり崩すとケバすぎず可愛らしくなります。

小花のティアラでティアラの夢も叶え、ベールも同じような小花の刺繍の短めのものにします。
やはりウェストのリボンにはかからない長さを。
そして、今度は前の方につけると可愛らしいイメージになります。
披露宴の場合は基本的にはベールはつけませんが(儀式でないため)、
つけても構わないので好みでつけてもOKなんです。

ブーケは可愛らしいラウンドに。
ウェスト幅を出ないコンパクトなものにリボンもつければ可愛らしさUP.

手袋はここで小花モチーフのショートにすればバッチリです!

 
 

どうですか?
イメージできそうですか?

それでは、イメージの参考までに、具体的なコーディネート例を
イメージ別に紹介しますね!
あくまでも一例で、しかもわたしのデザインですので参考にですけど。

1・NOBLE & CUTE
2・NATURAL & GORGEOUS
3・STYLISH

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