ウェディングドレスを試着してみる
なるほどなるほど、
全部試着してたら気が遠くなりそうだもんね。
でも、まだまだ多すぎてどれを
着てみたらいいか分からないよ! う~ん、どうしよう??
1.まず、ドレスライン(タイプ)を絞る
ここまで絞ったら、次にドレスラインを検討します。
ドレスのラインは、基本的にはこの4タイプに分けられます。
スレンダー | マーメイド | Aライン | プリンセス | |
身長 |
高め |
高め |
誰でも |
誰でも |
もう少し分けると、こんなものもあります。
アンピール | ベル | アンクル丈 | ミニ丈 | |
身長 |
ふつう~高い |
低め~ふつう |
低め~ふつう |
低め |
ドレスラインとは別に、
「スカートのボリューム感」・「トレーンの長さ」っていう要素もあるので
いちがいにどのラインのドレスが会場に合うか、というのは言えません。
なので、会場の広さ・人数をドレスショップの店員さんに伝えて、
適度なボリュームのドレスを持ってきてもらいましょう。
(このフロアの2倍くらいの場所に40名、など分かるように具体的にね)
この時に、着てみたいタイプを3~4つに絞ります。
好みで構いません。
ただし!
”スレンダー と アンピール と マーメイド”
というような似通った中から3タイプ、ではなく
”スレンダー と Aライン と プリンセス と ミニ丈” のように、
まず全く違うタイプのものを選んで着てみたほうがいいです。
どんなタイプのドレスが似合うかどうかは、
着てみないとわからないですから。
そして、その3~4タイプをとりあえず着てみます。
着てみると
「わあ、似合う!」
「ぎゃ~、劇的に似合わん!!」
というのが自分でよ~~く分かりますので、
その中から2タイプくらいに候補を絞ります。
2.素材のタイプを決める
ここで、もう一つ大事な要素があります。
それは、身生地の素材。
硬くてハリのある素材でできているのと
やわらかくて身体にフィットする素材
レース素材など、材質が変わればドレスの印象も大きく変わります。
同じハリのある素材でも、ツヤのあるのとないの
レースはレースでも、カットワークのレースか、やわらかいレースか。
総レースは総レースでも、下地がサテンかオーガンジーか。
レースの素材がシルクかコットンかでも、まるで違います。
そこで!!
できれば、ライン違いのドレス3~4着を選ぶ時点で
素材もそれぞれ違うものをチョイスすると、手間が省けます。
そこまで選別できないときは、まず先にドレスラインを2つくらいに絞り、
その後、絞ったラインのドレスの中から素材の違うものをさらに3~4種着てみます。
(個人的には、あまり数を着ると混乱してくるので、形も素材も違うドレスを3~4種選んで1回で済ませるほうがいいと思います。)
*ちなみにわたしは、
「Aライン(サテン)」
「プリンセス(広がらないもの・オーガンジー)」
「プリンセス(そこそこボリュームのあるもの・タフタ)」
「ソフトスレンダー(ジョーゼット)」
の4つを着てみたところ・・・
げげげ!! というほどプリンセスが似合わなかったので
Aラインかソフトスレンダーに絞りました。
素材も、ある程度しっかりしたもののほうがいいと分かりました。
あまりシンプルでも寂しいので、少し装飾のあるものを探すことにしました。
ぽっちゃり気味なのでスレンダーは無理だと思ってましたが意外と平気でした。
ほんとに着てみないとわからんです。
3.ネックラインと袖の長さを決める
さあ、3~7着着たところで、だいぶ絞れてきたでしょう?
「会場に合うボリューム」
「肌に合う色」
「似合うドレスライン」
「似合うドレス素材」
が決まったので、あとは細部のデザインを決めていきます!
この、4つの条件を満たすドレスの中から、
「ネックラインや袖の形が違うもの」を、また3~5着選びます。
ネックラインと袖の組み合わせがなるべく重ならないように選びます。
首周りの種類にはこんなものがあります。
Uネック | スクエア | ハイネック | 丸首 | |
首の長さ |
不問 |
不問 |
長い○ |
長い○ |
Vネック | ボートネック | オフショルダー | ビスチェ | |
首の長さ |
不問 |
不問 |
不問 |
長い△ |
袖のタイプにはこんなものがあります。
キャミソール | フレンチ | 5部袖 | 長袖(10分) | |
二の腕 |
ふつう |
細め~ふつう |
不問 |
不問 |
タンクトップ | 半袖(3分) | パゴダスリーブ | アメリカン | |
二の腕 |
不問 |
細め~ふつう |
不問 |
ふつう |
一応首の長さや二の腕を参考に出してますが、
とりあえずいっぺん着てみたほうがわかりますので好みでチョイスしてください。
着てみたドレスが満足いかなかったら、違うタイプを着てみてもいいいでしょう。
自分の体型をカバーしてくれる首周りと袖の形が決まったら、
もうゴールは見えてます!!
いよいよ、ウェディングドレス最終決定!!
ここまで来たら、もうあとは好みのデザインのドレスを探すだけ!
ここまで条件を絞り込むと、もう、ショップのドレス全部探しても数着程度しかないはずです。
じっくり、好みのドレスを選びましょう!
ここまで来てから、彼を呼んで見てもらい、最終決定するといいでしょう。
面倒くさがりな彼でも、3・4着ならまじめに見てくれるハズ。
この時に、そのまま彼の衣装もドレスに合わせて選べばさらに手間が省けます。
*わたしの場合は・・・
1.「Aライン・オフホワイト / サテンにビーズ / スクエアネックのキャミソール」
2.「Aライン・オフホワイト / タフタにレース縁取り / ボートネックのフレンチスリーブ」
3.「ソフトスレンダー ・アイボリー / ジョーゼット / Uネックのタンクトップ」
4.「Aライン・アイボリー / タフタの上にオーガンジー&レース&ビーズ / ビスチェ」
を着てみたところ、1と4で迷い、見た目が豪華な4にしました。
15000円の差だったので、せっかくなら「ドレス!」って感じのほうがいいと思ったから。
わたしは結局、この2回の試着であっさり決定。合計8着しか着ないで決めました。
これでも頭がこんがらがってきそうでした^^;
なるべく少ない枚数で決める潔さが必要かもしれません。
でもでも・・・
なかなか、最後の決定ができないことってありますよね?
甘辛度のバランスが納得できない!とか、
もう少しノーブルだったら、
もう少し可愛かったら・・・
そんな、 「あともうちょっと・・・だったら」 っていうの。
でもね!
実は、 「もうちょっと」 くらいだったら、
小物でカンタンにいじることができます!
だから、ちょこっとの「欠点」は大目に見て、
その「欠点」をカバーする小物を探すことにしましょう!
ですがひとまず小物の話は置いておいて、
次はウェディングドレスをどうやって用意するか?
をお話します。