How To 結婚式

結婚式場にとって「結婚式」は商品にすぎない

花嫁は「ネギ背負ったカモ」である

結婚式が終わってから失敗に気付くケースって?

え~? 何それ?
そりゃ「商品」かもしれないけどそんな事ないでしょ?
だって私たちの夢を叶えてくれるのが
結婚式場の「お仕事」なんだよねえ?

 

あくまでも「商品」だということを忘れない

はい、イキナリ夢をぶち壊すようなことを言ってスミマセン。
でもね、これって知っておかなきゃならないことなの!
知っているのと知らないのとでは大違い!!

確かに、
「花嫁の夢を叶え、最高にハッピーな一生の記念日にしてあげる」
ことが結婚式場・プロデュースのお仕事ではあります。
        (ここでは教会・神社・レストランは除きます)

しかし、全ての業者・全ての従業員が
その「プロ意識」を持っているか?
と言ったら、それは分かりません。

 

もちろん、しっかりと社員教育を行い、意識の高い会場もありますし
あなたのためを心底思ってくれる担当者もいます。

でも、あなたが”実際に”
「いい式場・いい担当者に当たるかどうか」
は分かりません。

意識の低い会場や担当者も存在するのです。

 

100%「いい会場・担当者」に当たるのであれば、
「すべておまかせ!」 しても
大満足の結婚式になるかもしれません。

ですが、
「花嫁のために」という意識の低い
会場や担当者に当たった時に
「全部おまかせすればいいウェディングになるんだわ~」
なんて思ったままだと、必ず、失敗します!!

 

だから、予備知識として、「結婚式」には、
「商売・商品」であるから生じる側面もあるんだ、ということを
心の隅でいいから、とどめておく必要があるんです。
ただ、知っておいてください。
知っている、というそれだけで、あなたに「防御力」がつきますから。

 
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「商品」「商売」としての『結婚式』

では、『結婚式』とは一体どんな商品なんでしょう?
結婚式ってお金かかりますよね?

ドレスに料理に引出物、お花etc・・・・・・

結婚式は出費が多い!

そう、あなたは、100万単位の買い物を
ポーンとしてくれるまさに 「ネギ背負ったカモ」!!
「札束」 に見えてるかもしれません。

 

また、「商売」ですから、利益が出ないことには意味がありません。
会場や担当者によって、
この「利益」と「あなたの思い出」の比重が違うわけです。

利益 > あなたの思い出

というのが普通でしょう。ひどい場合は

利益 >>>> あなたの思い出

となりますし、最も良い場合で

利益 ≧ あなたの思い出

となるでしょう。

利益 < あなたの思い出

というのは、企業としてほぼありえません。
気持ちの上ではそうしたい担当者に当たれば、
「=(イコール)」では見てもらえると思いますが。

 

あなたにとって: 『生涯ただ一度の最高の日』
              ▲
              ▼
式場にとって:  『生活のために行う日々の繰り返し業務の一つ』

必ずしも、おなじ 『あなたの結婚式』 というものを、
あなたと同じスタンスで考えてくれるとは限りません。

良い会場、良い担当者に当たったときはじめて、
イコールに限りなく近く考えてもらえるのであって
基本的には違うのだと思っておくべきです。

 
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実録! 花だけでもこんなにヒドかった!!

まだ疑ってるアナタに!
ちょびっとだけ、恐怖の実態をお話しちゃいましょう。

 

その1.

(スタッフ同士の会話)
「あそこの花屋(わたしのいたお店のこと)はさあ、
 お客さんには親切だけど、メンドクサイよね~
 だからちゃちゃっと済ませてくれる花屋の方に案内してるわ」
「そうそう、そうだよねー私もー
 打ち合わせとか時間かかってヤだよね~」

その分担当者が花嫁さんをどこへ案内してたかというと、
かだカタログ式の写真を見せて
「この中から選んでください、色は変えられますから、決まったら教えて下さい」
というそれだけの注文のとり方の花屋さん。
(もちろん花嫁さんが自己申告で希望を言えば作ってましたが)

わたしのいたお店では、
まずウェディングドレスの写真を見せてもらい、
雑誌などを見ながら好みを聞いて、
結婚式全体をどんな風にしたいかお話しながら、
花嫁さんごとに似合いそうなブーケを提案したり、
会場の花を他のアイテムとコーディネートさせたりしていました。

会場側としては、その打ち合わせにかかる時間やら、
コーディネートさせたりする手間が、面倒くさかったというわけです。
花嫁さんのことは全く考えず、 「この中から選べ」という進め方の方が
遥かにラクに、早く1件1件を終わらせることができ、
その分回転が良くなればお金がガッポガッポ、という、
つまりはそういうことなんでしょう。

 

その2.

このような受注の結果、同じ会場装花の花嫁さんが3件続く日も。
持ち帰り希望を言い出した花嫁さんがいなかった場合、
1日中(つまり3件の結婚式で)、同じ花を飾りっぱなしだったことが・・・
ちなみに、花代は3家からバッチリもらい、
花屋には1件分しか発注してません。
要は、まるまる2件分、ガッポリ丸儲け。

さすがに最近は、「基本的に花は持ち帰り」という傾向になってきたので
未だにこんなことをしている式場はほどんどないとは思います。
ですが、冠婚葬祭の場でこういうことはけっこう当たり前に起こってました。
結婚式よりも葬儀の方がその傾向がありました・・・。

 

・・・と、
「結婚式場」というのはこういう恐ろしい事が実際に起こりうる場所なんです。
(もちろん、どこでも起きる、というわけではありませんが)

でも、実際自分の結婚式でやられたらたまったもんじゃありませんよね?
だ・か・ら!!

たとえこーんな会場に当たってしまった場合でも、
何とか自力でいい結婚式に持っていく、
そういう『力』を身につけようじゃありませんか!

 

そのための方法をお教えする前に、まずは、結婚式場が
どんな風にあなたに話を進めてくるか、から見ていきましょう!

こんな書き方をするとアレですね、苦情が来そうですが・・・
つまりは式場側は「売上」のための対応をまずはしてくるわけです。
これはこれで、商売でやっているからして仕方のないことで。
 
ここで大事なのは、そのまま全てを放任してしまわないこと。
内容がどんなものか、そして、その結果どういう結婚式ができあがるか。
そこまで見据えた上で、それでは困る場合には、
花嫁自身の手で修正をかけて行こうと、そういうことです。

結婚式場を非難しているわけではありませんのでその点はご了承下さいませ。

 
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