How To 結婚式

誰もトータルコーディネートはしてくれない

コーディネートは自分でしなくちゃダメ!

結婚式?

はう、ま、まだあるの??
コーディネート・・・って、そんなのわかんないもん。
してくれるんじゃないの? それも違うの??
も、もう泣きそう~~~><

 

「担当者」=「コーディネーター」 ではない!!

ふつう、会場で打ち合わせをしてくれるあなたの 「担当者」 は
「コーディネーター」 ではありません。

ついつい、
”「打ち合わせ」 をしてくれる人なのだから
 トータルコーディネートもしてくれるものだ”
と思ってしまうのですが、違うんです。

もちろん、中には
『専属コーディネーターがあなたをトータルサポート!』
のようなサービスを売りに、
会場・アイテム・演出・ドレス・花などすべてのコーディネート相談に乗ってくれる専属スタッフが付く会場もあります。

ですが、そのような会場は主に『高級』を売りにする高級会場なので
『安さ』を売りにしている会場でコーディネーターがいることはほとんどありません。

 

結婚式場との打ち合わせ、というのは、基本的に、
結婚式に必要な物事・アイテムを決定していく(決定事項を伝える)作業です。

・人数は何人ですか?
・衣装はどれにしますか?
・料理はどれにしますか?
・引出物はどれにしますか?
・ペーパーアイテムはどれにしますか?
                         etc・・・・・・・

といった事を決めていきます。

担当者のこういう質問に、あなたが答えていく、
という流れが一般的。

 

「プラン」の説明でもお話したように、挙式プランを選んだ場合だと
それぞれの選択肢には範囲がありますので、

「ドレスはこの中からお選びいただけます」
「小物はこちらの中からお好きなものをどうぞ」
「テーブルクロスの色はこちらからお好きな色を」
「装花の色はこちらの5色よりお選び下さい」
「引出物はこの中からお好きなものを選んでください」
「招待状はこちらかこちらになります」

というように話が進められます。

基本的に、
「この中のどれにしますか」 というスタンスです。

「テーブルクロスの色と花の色は合わせたらどうでしょう?」
くらいの話はしてくれると思いますが
衣装や演出・演出小物・ペーパーアイテム・装花・ブーケなども含めた
『トータルコーディネート』 の提言は通常、してくれません。

オプションのアイテムの説明はしてくれると思いますが、
「儲かるモノしか薦めない」 でお話したように、
提携していない品の話を会場側が切り出してくることもほとんどありません。

 

あなたが、一つずつ選んでいくんです。

 

しかも、その日の打合せで聞かれたことは、基本的に即答。
又は、次回の打合せまでに答えなければいけません。

そのため、打合せ ”まで” に自分の希望を整理していないと
すべてのアイテムを 「その場しのぎ」 に決めていく事になります。
このような場合・・・
最終的にまったく統一性のないぐちゃぐちゃな組み合わせになっていて
当日に 「・・・まあフツーの結婚式だったけどなんだかな」
となってしまう可能性が高いです。

 

でもね、何もしてもらえない、というわけでもないんです。

相談に乗ってもらえる方法もあるんです。

 
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基本路線を決めておく

このしくみの 「一体何が問題か」 というと、
あなた自身が基本路線を決めていないとどうにもならないことです。

まったく白紙の状態からの提案は誰もしてくれないので、
基本路線はあなた自身が決めなくてはなりません。

その意味では会場側は、 当人である「あなた」の「希望」を優先する、
と言ってもいいでしょう。
そのかわり、「あなた」が「何でもいい」と言ってしまうと、
あなたのかわりに 「あなたのためだけ」 のトータルプランを考えてくれる
というわけでもないんです。

でも、これは逆に言えば

基本路線を決めてさえいれば、ちゃんとトータルコーディネートはできる

ってことでもあります。

 

通常の結婚式場の場合、基本的な中身は会場担当者と
衣装はドレス屋さんと
花は花屋さんと
別々に打ち合わせをします。
担当者が1人ではないんです。

そのうえ、担当者同士であなたの情報を共有する、ということもありません。

だから、何も考えずに
「全部会場におまかせすればいいんだ」 という姿勢でいると
それぞれの打ち合わせで 「どれがいいですか? どれにします?」
と言われて、 「えーと、えーと」 となってしまいます。

その場では一生懸命考えているのだけど、結果的に
『トータルコーディネートされている』 とは言いがたい
状況になってしまいます。

ただ、 「可愛いのがいいかなあ」 くらいのことしか決めていないと
「でも招待状は格式がないと」 とか言ってコテコテにしたり
なのに会場は「可愛く!」とピンクのメルヘンな世界だったり
ドレスもどピンクのふりふりだったり
でも食事も「格式が・・・」となって鯛のお頭つきの和食が出てきたり・・・
 
確かにどれも1つ1つはきれいだし豪華だけど、
トータルの印象として、「トータルコーディネートされててすごい!」
とはならないでしょう。
「結婚式ってまあこんなもんだよね」 という印象になるのではと思います。

 

でも、例えばあなたが
  「誕生日のひな祭りに挙式だから、それに合わせて可愛く、
   でも子どもっぽくなりすぎない”現代版和風”にしたい」

と思っていて、
それぞれの打ち合わせの時にそれをきちんと口に出していけば・・・

料理に 「和洋折衷のオリジナルアイテムをどうですか?」
 って話になるかもしれないし
テーブルに 「千代紙で鶴を折って飾ったらどうですか?」
 って話になるかもしれないし
テーブルクロスも 「じゃあ、うすいピンクときみどりでどうでしょう?」
 とか
ペーパーアイテムも 「白い和紙にピンクの花柄のこれなんかどうでしょう?」
 とか・・・

ドレスもじゃあ、「可愛くなりすぎない程度に大人っぽくこんなのは?」 とか
小物も「赤とピンクのビーズのこちらなんか春らしく軽やかですよ」 とか

装花は 「少し和風を取り入れて、枡に水引で飾ったらどうですか?」 とか
ブーケも、「リボンじゃなくて組紐を入れましょう!」 とか・・・

自分で作ろうと思ってたウェルカムボードも
「モダン和風に千代紙張って英字にしてみようかな」
とか、自分でもアイディアが沸いてきたりするものです。

これらのアイテムが当日すべて揃ったとき・・・
どうですか? 今度は 「バラバラ、チグハグ」 ではないですよね?
「コーディネーター」 がいなくても、
「現代和風のひな祭り」 でコーディネートがされているんです。

 

さっきと何が違うか? というと・・・

それぞれの担当者が、
あなたが何を望んでいるかのビジョンがはっきり見えることで
アドバイスがしやすくなるんです。

中には、「ただ早く済めばいい」 というような姿勢で
それでもちゃんとした相談に乗ってくれない場合もあるかもしれませんが
相談には乗りたいけど、あなたが 「なんでもいい」 だと話ができないから
「じゃ、この中から選んで」 になってしまう場合も多いんです。

そういう場合には、それぞれの担当者に同じ
『こどもっぽすぎない、大人の、可愛い現代風ひなまつり』
という同じ単語からイメージをしてもらうだけで
『内容があまりにもかけ離れすぎる』 ということがなくなります。

当日、会場で全部が揃ったときに、ちゃんと 
『ああ、ひな祭りなんだな』
『あ、流行のモダン和風でいいな』
『それでいてこどもっぽすぎなくていいな』
というイメージをゲストに抱いてもらうことができるようになるでしょう。

 
 

・・・というように、いろいろあるけれど・・・
これらの注意点をまとめると、次のようになります。

 
 
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